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11月8日東海テレビ 健康番組放送予定 全身に影響する歯周病

By 2022年10月15日 No Comments

11月8日午前11時から、東海テレビで、「歯ッピーライフ~全身に影響する歯とお口の健康~」(仮題)が放送されます。

今回も、愛知県歯科医師会8020県民健口大使である 中日ドラゴンズ 立浪和義監督にも登場していただきました。

立浪和義さんとは、13年のお付き合いになります。

そして、隣の女性は、東海テレビの柴田美奈アナウンサーです。

ドラゴンズ応援番組、ドラHOT+のMCを務めています。この番組の男性MCは、私が20年ほど、お世話になっている 峰竜太さんです。

撮影は、午前中、立浪和義監督と、柴田美奈アナウンサーの対談で始まります。ドラゴンズのお話から、選手の歯とお口の健康、さらには、歯周病の予防や日頃のケアまで、幅広く、会話も盛り上がり、無事終了。

続いて、愛知県歯科医師会 内堀会長と柴田美奈アナウンサーの対談、収録。

そして、今回のメインテーマである歯周病について、愛知学院大学 歯学部 歯周病講座 三谷章雄教授のロングインタビューです。三谷教授は、この番組をはじめ、ニュースの企画コーナーなど、いつもお世話になっている先生です。事前の打ち合わせも2度行っているので、かなり深いい話が聞けました。

歯周病について、私が書いたシナリオから、抜粋しますね。

MC「まずは、歯周病ってどんな病気か、教えてください」

教授「歯周病は、細菌である「歯周病菌」が歯に付着して歯肉・つまり歯茎に炎症が起こり、歯周組織が破壊されていく病気で、やがて歯が抜けます。感染症の一種で、日本人の成人の80%以上が罹患していると言われた「国民病」と言える疾患です。これは、全世界で最も蔓延している病気-感染症として知られています」

MC「歯周病は、歯と口だけではなく、全身にも悪影響があるのですか」

教授「歯周病は全身の健康に影響を及ぼします。歯周病菌や歯周病の炎症物質が、歯周ポケットの中で血が出ているような所の血管内から入りこみ、血流に乗って全身を駆けめぐります。今では、アルツハイマー病や心臓病、脳卒中、糖尿病、がん、誤嚥性肺炎などの病気に関係することがわかってきました」

MC「歯周病は、そんなに悪影響があるのですか」

教授「例えば、歯周病と糖尿病の関係はよく知られるところです。歯周病が糖尿病そのものを引き起こすわけではありませんが、歯周病によって出る炎症物質が、血糖値を下げてくれるインスリンの働きを弱め、その結果、血糖値上昇-糖尿病を悪化させてしまうと考えられています。歯周病の治療をして、口の中の状態が改善されれば糖尿病も改善されるということがわかっています。このように、口の中の健康が生活習慣病などに影響していることを認識しておくことが大切です」

MC「ほかにも、心臓病や脳卒中にもなるのですか?」

教授「歯周病が、血液を通じて起こる影響の代表が、心臓病や脳卒中です。歯周病は、動脈硬化に関係するといわれています。動脈硬化では、血管の壁の内側にコレステロールなどがたまってこぶのようなものができ、血液の通り道が狭くなったり、詰まったりします。これが心臓の血管で起きると狭心症や心筋梗塞、脳の血管で起きれば脳卒中が引き起こされます」

さらに、歯周病の予防や治療についても、詳しく聞いていますが、その内容は、ぜひ、番組をご覧ください。

プロデューサー 作家 早川真

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